本日の映画:パラダイスの夕暮れ

「パラダイスの夕暮れ」('86・フィンランド)

アキ・カウリスマキ監督が「カラマリ・ユニオン」の次に作ったのがこの作品。
やっぱりカウリスマキ的”間”がある男と女の物語でした。

ごみ収集の仕事をしている男、ニカンデル。
生きるために仕事をしている。
質素な部屋。私生活は地味。給料は安い。
一緒に飲みに行く仲間もいない様子。
あまり出かけず、スーパーで買物して自炊。
お金持ちになりたーい!風でもない。
だからと言って今の状況に満足している風でもない。
英語習ったりしてるしね。

話はズレるけど、
ニカンデル役のマッティ・ペロンパー
(日本人にしてみればジョーク見たいな名前)は、
1995年に亡くなっているそう。
毎回、カウリスマキ監督の作品に出てると思ってた。
もちろん「カラマリ」でもフランク役。

さて、本題。
一定のリズムの中で暮らしているニカンデルですが、
独立の夢を語っていた同僚が突然死し、自暴自棄に。
酔っ払って一晩拘置所に入ったりしちゃう。
人生何が起こるかわからんな、
と思ったかどうかは定かではないけど、
気になっていたスーパーのレジ係、イロナに思い切って声をかけます。
今までデートなんてしたことなかった?
ニカンデル、初デートにビンゴに連れてっちゃったもんだから、
イロナ、呆れて帰るの巻。

そのイロナも低賃金で、
とりあえず家賃のために、食べるために働いています、という生活。
ある日仕事を突然解雇され、腹いせに金庫を盗んだけど、鍵、開かず。
ビンゴに連れてかれたけど、ニカンデルの事は気になっていて、
もう一回チャンスをあげたりしたんだけどね。
彼の事が恥ずかしいのか「いとこです」とか言っちゃったりする。

このふたり惹かれ合っているのは確かなんだけど、
不器用すぎてなかなか一緒になれない。
この人ならこんな自分でも愛してくれるかも。
と思えるまで、様子を伺っているのかな。
傷つきたくないし、でも待ってるだけではダメだし。

イロナを喜ばせる術はわからないかもしれないけど、
ニカンデル、あなたには愛があるのよ!ガンバレ~!!
と応援団結成です。

ダメなところがあっても、お互い傷つけ合っても、
完璧じゃなくても、それも楽しめばいい。
それが恋。
おかしな恋。

パラダイスの夕暮れ

これも好きー!

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