本日の映画:サウンド・オブ・ノイズ

「サウンド・オブ・ノイズ」('10・スウェーデン=フランス)

北欧モノ、って聞くと、寒いけどほんわか温かくてぇ〜、とか、
残虐な殺人事件と青みがかった雰囲気のぉ〜、とかって想像する。
フィンランド映画「アイアン・スカイ」に度肝を抜かれたのも記憶に新しいけど、
これまた「なんじゃこりゃ!」な映画がスウェーデンよりやってきました。

音楽の才能はゼロ、の刑事、アマデウス。
親の期待を一身に受けて、のこの名前。
彼の弟は”神童”と呼ばれ、今では有名な世界的指揮者になっていて、
ずっと”すごい弟の兄”としか注目されず。
両親も弟一番な感じで、蚊帳の外状態。
そんな事もあってか、彼は大の音楽嫌いになっていたのでした。
それは音楽を聞くと耳から血が出るくらいに。
どんだけ拒否反応。笑

そんな彼が捜査することになったのが、音楽を使った”テロ”事件。
謎の集団が予告したのは、
「4楽章からなる、街とドラマーのための音楽」
というゲリラライブ。

第1楽章「DOCTOR,DOCTOR,GIMME GAS IN MY ASS」では、
病院のオペ室を乗っ取り、入院していた有名人を楽器に。

あれ?被害者の声が聞こえない…?

第2楽章「MONEY 4U HONEY」では銀行を。
行員や客を観客に、札束をシュレッダーにかけ、スタンプでリズムをとる。

そろそろ犯人の目星がついてきた。
主犯の女はサナという女性らしい。
調べると彼女は、過去にある事件を起こしたらしい…

弟のコンサートのため、イヤイヤ会場に着いたアマデウスが遭遇したのは、
第3楽章「FUCK THE MUSIC KILL! KILL!」。
会場の外で重機を使った音楽はほぼ破壊行為。

ここでサナと対面したアマデウス。
彼女は怪我をしそうになったアマデウスに遠くから「大丈夫?」と声をかける。

そして彼らの”音楽”された人々の”音”が、
自分には聞こえないことに気づいたアマデウス。
そんな彼に史上最高の音楽が降りてきます。

最後の第4楽章「ELECTRIC LOVE」の決行場所に現れたアマデウスは、
サナを拉致し、ある計画を実行しようとするのです。

サナ以外のドラマーさんたちは本物のミュージシャンとのことです。
物語の中の彼らは、芸術性が高すぎてドラマーの仕事ではご飯は食べて行けず。
とりあえずお金のために仕事してるけど、うんざりしてる。
そんな時にサナからこの4楽章の話が。
「犯罪になるようなこともしてもらう」
という彼女に同意。
やってること、前衛すぎるし犯罪になっちゃってたけど、
「街に溢れている音楽はゴミ!」
と、彼らは本気で伝えたいのです。
「これが本当の音楽よ!」と。

偉大な名前付けられちゃったアマデウスも、
一般ウケしない芸術の才能があったらしい。
気づけてよかったね。
これで耳から血もでなくなる?

本物の人はやっぱり、ちょっと浮世離れしてる。



みんながみんな、同じものがいいとは思わないから。

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