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本日の映画:偉大なるマルグリット

「偉大なるマルグリット」('15・フランス)

ハリウッドバージョンもあるのよね。
でも、あれ?
ストーリーがなんだか違う?
と思ったら、実話に”基づいた”話なんだそう。
ハリウッドバージョンは見てないけど、
みんなマダムのために頑張って、最後に大成功、わーい!って話かと。
でも、フレンチバージョンは、むむ、なんだか違うぞ。

1920年。
マルグリット・デュモン男爵夫人の邸宅で、
恒例の音楽会が開かれていました。
大トリはもちろんマルグリットの歌。
招待客には社交界の常連のほか、若い記者や芸術家も。
マルグリットは緊張で落ち着かない様子。
まだ到着していない夫、デュモンはきっとまた車の故障だろう。
そして彼女の出番。
音楽会は初めてだった若い記者リュシュアンと芸術家のキリルは、
その歌を聞いた途端、呆気にとられてしまいます。
なぜなら、マルグリット、前代未聞、とんでもない音痴だったのです。

常連のみなさんはもう知っていて、またかよ、と笑いをこらえてる感じ。
もう聞きたくない人は別室で待機。
”嘘”の故障からようやく到着した夫もわかっているから困り顔。
実は夫、そんな妻にうんざりしていて愛人と不倫中。
でも妻のお金と権力で今の自分があるので、
離婚する、という選択肢はないらしい。

執事、マテルボス(写真家になるのが夢?)は、
マルグリッドの夢に付き合っているよう。
有名オペラの衣装を手に入れ、それらしくポートレートを撮ったり。
なりきるマルグリッドの姿は少し滑稽。
でも誰も何も言わない。
マルグリットの権力は最強なのです。

翌日、新聞を(先に)読んだマテルボスは、ニヤリ。
彼女に何かを見出したリュシュアンが、マルグリッドを絶賛したのです。
「人前で歌ったほうがいいよ!絶対成功するよ!」
と、ネタのためなのか、勧める彼。
常連ばかりの音楽会でなく、
大勢の人の前で歌うことに快感を覚えたマルグリットは、
もっと大きな会場で歌いたい!と思うように。
そして有名オペラ歌手、ペッジーニのレッスンを受け、
リサイタルに向けた特訓が始まるのだけど…

それでもやっぱり誰もその声のことには触れない。
というか触れられない。
夫は、彼女が愛されない孤独から歌っていることに気づいたけど、
マルグリット、もう誰にも止められず…
一瞬、歌の神様が降臨、素晴らしい歌声が響いたー!
と思ったら、気を失い、目覚めた彼女は妄想世界の住人に。
自分の声を知った彼女、その世界から抜け出すことはできるのでしょうか。

まさか?!ここでフィン?
コメディコメディかと思いきや、なんてアイロニー。



世の中、言わなくていいこともある。
よね。

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