本日の映画:ネオン・デーモン

「ネオン・デーモン」('16・アメリカ=フランス=デンマーク)

おぉー。
思っていた感じとは全然違った。
ダークでアート的な?
とは思っていたけど、ストーリーがさ。
ラストシーンは目、見開いたわ!

ジョージアの田舎町から、モデルになりたくて
ロサンゼルスにやってきた16歳のジェシー。
彼女の家族のこととか全く語られなくて、
両親は死んだ、とは言ってるけど、怪しいところ。
学校は?お金の工面は?謎が多いスタートです。

モーテルに暮らしながら、有名になる日を夢見ているジェシー。
ネットで知り合ったカメラマン、
ディーンに撮ってもらった写真を手に、モデル事務所へ。
事務所の担当は、彼女の持つ魅力にすぐ気づき、
その美しさは、有名デザイナーや一流カメラマンを虜にしていったのです。

メイク担当のルビーがそんな彼女に恋心を抱いたり、
モデル仲間のサラとジジは強い嫉妬心を向けたり。
自分が特別で誰よりも美しいと知っているジェシーは、
そんな周りのガヤガヤにも結構冷静に対処。
”純真無垢”風だけど、したたか。かなりしたたか。

そんな冷静沈着な彼女だけど、部屋にコヨーテがいた時はビビってた。
モーテルのオーナー(汚いふりしたキアヌ・リーヴス!)に
襲われそうになったときもビビってた。
でもだからと言って逃げ出そうとはしない。
泣きながら「おうちに帰りたい」とも言わない。
しかも、恋心を抱いていたディーンをスパッと切り捨てたりする。
恐るべし16歳。

でもある日、事件が。
え?主役、退場…???
そこにはいるけど、姿が見えぬ…
どう着地する?
と思ってたら、ものすごいラストが待っていた。
モデルは20歳過ぎたらオワリ。
美しさの基準って何だ?

エル・ファニングはかわいいけど、どうも子供にしか見えず。
私はそこまでの魅力は感じなかった。
この物語の登場人物はみんな”美”に執着している。
デザイナーやカメラマンは究極のミューズを追い求め、
モデルはメイクや整形手術で美しさを作り上げる。
でも美人でスタイルがよくても”美”の才能がなきゃだめ。

そして”死”にも取り憑かれている人たちが。
ディーンが最初に撮った写真は血だらけだし、
恋心が実らなかったルビーは、まさかの死体と…
邪魔者には死を!とサラとジジ。
彼女になるには彼女を自分に取り込もう、
なんて、そんな考えどこから来るのよ。

食うか食われるか、ってこういう意味か。



ニコラス・ヴィンディング・レフン監督はデンマーク出身。
ラース・フォン・トリアー監督もデンマーク出身。
「ブリッジ」もデンマークドラマ。
なんとなく同じ匂いがする。

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