本日の映画:白夜

「白夜」('57・イタリア)

「白夜」ってタイトルの映画、結構たくさんあるのですね。
今回私が見たのは、ドストエフスキーが原作で、
監督がヴィスコンティ、マストロヤンニが主演のもの。

全部セットだという事前情報。
あの小さな世界に生きてる人間の、美しく無情な物語。

転勤のため、イタリアのとある港町に暮らし始めたマリオ。
ある夜、運河の近くを散歩していると、橋の上で泣いている女性を発見。
話しかけてみるマリオ。
ひと目で彼女にフォーリンラヴ。
夜は危ないから家まで送るよ〜なんて言うけど、あなたこそ怪しい。
いいです、って言われたのに無理やり家まで送り、ちゃんと番地まで確認。
なんとか言いくるめて次の日の夜も会う約束を取り付けたのでした。
さすがイタリア男子です。

だけど次の日、マリオが見たのは必死で彼から逃げてる彼女の姿。
おいおい、それはないだろ。とふくれるマリオに謝る彼女。
そういうつもりじゃないのよ…と、自分の身の上話をし始めました。
彼女ーナタリアは、この行動には理由があるのだと言うのです。

それは1年前のこと。
祖母とふたりで暮らしていた家の下宿人と愛し合うようになったナタリア。
でも彼は町を出ることになり、自分も一緒に、と思ったのだけど、
彼の答えは「NO」。
「1年後、必ず戻るから、気持ちが変わってなければ結婚しよう」
と言い残し、去ってしまったのでした。
怪しいですねー。妻子がいるとかですかー。スパイとかですかー。

なんてロマンティック!
…でもこれじゃマリオは愛を告白できません。
それでもナタリアのために、ナタリアを自分に振り向かせるために、
あれやこれや頑張るのだけど…

人間って残酷な生き物です。
雪が降る中、一番愛する人を見つけた彼女は、
愛し始めた男を置き去りにし、
借りたコートが肩から落ちたのも気づかず去っていく。

ナタリア、かなりヤバい女。
男を悩ます小悪魔だ。
マリオくんならもっと素敵な女子と出会えるさ!



美しく残酷に。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新コメント
ようこそ。
検索フォーム