本日の映画:不機嫌なママにメルシィ!

「不機嫌なママにメルシィ!」('13・フランス=ベルギー)

3人兄弟の末っ子、ギョーム。
3人目は女の子が欲しい、と思っていたママンの願い叶わず生まれてきた彼は、
ママンによって”女の子”として育てられます。
元からそうなのかそう育てられたからなのか、
”男の子なら好き”な事には全く興味もなくどちらかと言えば苦手で、
”女の子なら好き”な事を好み、お姫様ごっこは大好き!な子供時代を送っていました。

いつも女性を観察し、立ち振舞い方や話し方などを勉強。
ママンの物まねも得意で、祖母やパパまでも本人と間違えるほど。
いつもタバコを吸って不機嫌だけど、
クールでステキなママンを尊敬し愛している。
ママンも態度は冷たいけどギョームの事を心から愛している。
ふたりの関係は良いのだけど、問題はパパ。

パパは、ギョームが日に日に女らしくなっていくことを心配し、
彼を男ばかりの寄宿学校へ入学させることに。
ギョームにしてみれば地獄。
”オカマっぽい”彼は恰好のイジメの的。
次に転校したイギリスの学校では、
唯一自分をかばってくれる男の子に恋したものの、
彼は”本物の女の子”が好きらしい…

彼がショックを受けたのは、家族が彼を同性愛者だと思っていること。
大好きなママンでさえも。
違うのに、ぼくは女の子なのに…
ってか、ぼくって何?男の子?女の子?ゲイなの?
こうしてギョームの”ぼくは何者?”を探す旅が始まるのです。

面白い見せ方です。
まずこの作品は、フランスの国立劇団「コメディ・フランセーズ」の団員である、
ギョーム・カリエンヌの自伝的物語とのこと。
主役のギョームはギョーム本人が演じてる。
おじさんなのに子供時代もご本人が演じてるのがおもしろい。
そして何と不機嫌なママンもギョーム本人が。
これがすごい。
歌舞伎の女形のようです。
これはきっと物語にもあったように、
彼自身が子供の頃に習得したものなんだろうね。

作品を見る限り、
ギョームはつらい体験もポジティヴに乗り越えてきたように感じるけど、
実際本人がどういう思いをしてきたかはわからないよね。
冒頭、メイクを落とし素顔になった彼が少し緊張しながら語り始めたこの物語。
ギョームに乾杯。



原題の「男の子たちとギョーム〜ご飯よ〜」。
ギョームは何者?
ギョームはギョーム!

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