本日の映画:銀河

「銀河」('68・フランス=イタリア)

「銀河」「ブルジョワジーの密かな愉しみ」「自由の幻想」は、
”真実を求める三部作”として製作した、とのこと。
今回見た「銀河」は宗教モノ、ということで、
しかも頭の使うブニュエル作品、ということで、
私、ついて行けるかしら?と少し心配しましたが、あはは。
この人の作る作品は、あまり考え過ぎは禁物ね。

スペインにあるキリスト教の聖地、サンチアゴ・デ・コンポステーラを目指し、
パリを出発したピエールとジャン。
ピエールはちょっと歳のいったおじさん、ジャンは彼より随分年下風な若者、
どういう関係なのかよくわからないけど、ちょっと謎な感じ。
疲れたーとヒッチハイクするけど、そんなふたりに車はなかなか止まってくれない。
ひと言も話さない男の子がうまく車を止めてくれたけど、
神さまの悪口を何気なく言ったら降ろされちゃって、またガックリ。
なんだよーとぼやくふたり。
もう最初から、険しそうな聖地までの旅。

お金が無いなら恵まない、お金があるなら恵む、という男。
「異教徒には呪いあれ!」と発表する少女たち。
あーでもないこーでもないと論争を繰り広げる人々。
とにかく、道中会う人会う人みんな神の事についてあれこれ言い合ってる。

そしてピエールとジャンはようやく聖地に到着。
とりあえず何をしたかって、娼婦を買いました。
巡礼者相手に商売、儲かるよーとか言っちゃって、
そこが目的だったの?あなたたち!

途中ちょこちょこ出てくるキリスト風の男も胡散臭く。
「ヒゲ剃らないほうがいいわよ」と言われて剃るのやめたりね。
とにかくジョークみたいに神を語ったり、皮肉ったりする。
ブニュエルさん、そこまでやるかー。

最後に奇跡が!やっぱり奇跡は存在するのか!と思ったけど、
それもやっぱり皮肉ってる。
ちなみに「平和でなく、剣をもたらすために」彼は来たのだそう。



滑稽な、という言葉がブニュエル作品には合う。

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