本日の映画:おやすみなさいを言いたくて

「おやすみなさいを言いたくて」('13・ノルウェー=アイルランド=スウェーデン)

報道カメラマンのレベッカはカブールで自爆テロの取材中、
自身も爆発に巻き込まれてしまいます。
あくまで取材であって「やめなさい」という権限はない。
でも危険を感じた彼女は「爆弾よー逃げてー!」と叫ぶ。
そう叫ばずにはいられないから。

重症の彼女が目を覚ましたのは病院。
そこには夫のマーカスの姿が。
ふたりは娘のステフとリサの待つアイルランドの家へ戻るのだけど、
いつもと違う不穏な空気が流れていたのです…

彼女の仕事に対する情熱に惚れた、と言っていたマーカスだったけど、
子供もできたし、死ぬんじゃないかといつも心配して暮らすのが
もう耐えられなくなったらしい。
ティーン・エイジャーのステフも、
母が仕事に出かける→死ぬかもしれない。というのがわかる年頃。
無邪気な年頃のリサはまだそこの所はよくわかってない様子。
でももしそんな日が来たら、ショックを受けるでしょう。
そんな彼らの気持ちを知り、レベッカは引退を決意。
でも本当は辞めたくない。
家族のため、と自分に言い聞かす。

母のことを理解できないステフだったけど、
学校でアフリカの難民問題について学んだ彼女は、
ちょっと興味を持ち始めます。
母が一度断っていた難民キャンプの取材に同行することになり、
ふたりはケニアへ向かいます。
だけど”安全”だと言われていたキャンプで銃撃戦に遭遇。
ジャーナリスト魂に火がついちゃったレベッカは、
無理やりそこに残り写真を撮り続けます。
泣き叫ぶステフの気持ちにも気付かずに。

この事を知ったらもう離婚、と思ったのかな。
父には内緒に、と言うステフ。
でもバレちゃう。
事実を知ってマーカス激怒。
出てけ!お前は死臭がする!!とキレキレ。
その時、言い訳をしているレベッカが麻薬中毒者みたいで、
ちょっと背筋が寒くなりました。
仕事や趣味もハマると中毒者。

レベッカは”怒り”が原動力のカメラマンの仕事も全うしたいけど、
愛する家族が待つ家にも帰りたい。
でも、仕事>家族、なのかな。
夫にしてみればそれは都合の良すぎる話で、
毎日ドキドキしながら暮らし、娘たちも守らなきゃならない。
男だから、女だから、は関係なく、こういう相手がいる人は、
相当な覚悟と忍耐力が必要ね。
でも子供は?
赤ちゃんの時ならいいけど、成長するとわかってきちゃう。
母が行けば傷つくし、死ねば傷つくし、この場合生きてても傷ついてる。

真実を撮った写真は世の中を変える力がある。
けど、今の娘を守れるのはあなただけよ。
「大人になってママのやってたことわかるわよー」
と今言われてもね…今辛いのよ…



終わり方を探さなきゃ、と言っていたレベッカ。
みつかった、かな。

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