本日の映画:エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑

「エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑」('14・オーストラリア)

少し前まで、フランス映画にはエマニュエル・ベアールってくらい
いつも彼女がそこにいたな。
調べてみると53歳ですって。
確かに年取った感はあるけど、
一部の間違った方向に美を求めている人たちとは違ってナチュラル。
でもあのドスの利いた声はタバコ焼けでしょうか。

邦題に名前を付けられちゃったのが悲しいとこだけど、
今回彼女が演じるのはSM女王様。
16歳の少年の筆をおろす作品でございます。

父の自殺を目撃、その原因ともなった母の不倫。
怒りが抑えられないチャーリー、16歳。
「悲しみの5段階」のまさに「怒り」のところにいます。
そんなある日、近所に引っ越してきたマギーの事が気になった彼は、
彼女の家の(ほぼ無理やり)庭師として雇ってもらえることに。
仕事は適当にこなせるけど、気になるのがマギーのこと。
彼女がSMの女王様を仕事にしていることを知り、
ますます興味を持ちます。

一方マギーにも心の傷があるようで。
昔ドラッグ中毒者だったらしく、息子と離れて暮らしていて、
なかなか養育権を取り戻せていないのです。
それなりの事をしちゃったのだけど、今はクリーン。
でもいろんな事が邪魔して一緒にいられないみたい。

孤独で闇を持つ同士が互いを必要としあう。
マイナスとマイナスはくっつかないけど、
くっつこうともがき合う。
でも無理やりくっついたところで、
そこに安らぎがあるかというとそれはない。
傷付いた物同士は、さらに傷つけ合う。
第三者も介入してきて。さらに。
どうしようもないくらいに。

かなしみの表し方は人それぞれ。
そのかなしみの克服の仕方も人それぞれ。



こういう人たちには「モダン・ファミリー」みたいな
脳天気な人たちが必要ね。
おバカだけど、愛があってその愛を上手に表現できる人たち。

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