見た映画思い出してみる(ノスタルジア/扉の陰の秘密/別離)

「ノスタルジア」('83・イタリア=ソ連)

映画を見ながら考えていました。
こういう”難解”と言われる作品って、
監督自身にしてみれば”難解”でもないんだよね。
ちゃんと自分の世界があって、それを表現してる。
でも、カメラマンとか小道具さんとか俳優さんは?
ちゃんとその”難解な世界”を理解してるのかな。
100%とは言わないけど、少しでも理解してないと演じられないのでは?
と思うけど、実際どうなんでしょ。
私なんか、こういうタイプの作品は”迷子”になるタイプだから、
大変じゃないだろうか、といらない心配。
さて、ストーリーですが、見る前にあらすじは読みました。
でもやっぱりよくわからなくて見た後にもう一度読んだけど、
やっぱりわからなかった。苦。
大きく書くとこんな感じかな。
イタリアに住むロシア人の作家が、
助手と共に自殺した作曲家の軌跡を追っている。
2人が出会ったのは、世界の終末を信じる男。
終末から救うため、7年間家族を幽閉していた過去がある。
その後、第九が流れる中焼身自殺。
その彼に世界を救うために頼まれたこと。
「広場にある温泉をろうそくを持って歩き、
火が消えないで最後まで渡りきる」
それを実行し成功した作家。ほ。
自分の死期が近いことを悟り、故郷に思いを馳せる…完。




「扉の陰の秘密」('48・アメリカ)

家族を亡くしたお金持ちのお嬢様、セリアは、
次から次へと来る結婚話を断り続け、逃げるように友人家族とメキシコへ。
そこで出会ったのが、建築家のマーク。
この人こそ運命の人!という直感だけで結婚を決めてしまう。
だけど、式の当日「あ!私、この人のこと何も知らない!」
と動揺しちゃったセリア。←あたりまえ。
でももう逃げるわけにはいかない状況…
そんな不安がよぎりながらもマークの所有する屋敷で、
結婚生活を始めたふたり。
そんな日々も長くは続かず。
仕事だと言い残しメキシコシティへ急に発ってしまったマーク。
しかもそれは嘘だとメイドのパキータから聞かされショックのセリア。
彼女の不安がどんどん大きくなっていく。
それから不安は消え、また現れ…を繰り返し、
マークへの不信感は日に日に増すのです…
怪しい、マークの姉。
怪しい、マークの秘書。
怪しい、マークの元妻&息子。
怪しい、マークの実家。
リラの花とマークの母。
秘密の部屋の存在…
”怪しい”がてんこ盛り。
どうなる?何なの?いったい何がー!!
からのハッピーエンド的な最後に、すってーん!

16扉の陰の秘密1


「別離」('11・イラン)

テヘランに暮らす家族の物語。
銀行勤めの夫ナデル、教師の妻シミンそして11歳の娘テルメーは、
小奇麗なアパートに住み、携帯電話も車も持っている中流家庭のようです。
シミンはこの国の将来を心配していて、
テルメーをもっと良い環境で育てたいと海外移住を計画中。
最初は夫も了承していたみたいだけど、アルツハイマーの父を残して行けない、
と言い出し、ふたりの意見は対立してしまいます。
とうとう離婚話が出てきて、シミンが家を出て行きます。
父の世話をしてもらうのに介護人が必要になったナデルは、
ラジエーという女性を雇うことに。
しかしある日、ラジエーが父をベッドに縛り付けて外出していた事を知り激怒。
クビを言い渡し、追い出してしまいます。
そこからがゴタゴタの始まり。
妊娠中だったラジエーは、ナデルに突き飛ばされて流産したと言い、
ナデルは突き飛ばしていないし、妊娠してたのは知らなかったと言う。
ラジエーの気の短い夫まで出てきて事態は収拾不能に。
やったやってない。聞いた聞いてない。の繰り返し。
それはシミンやテルメー、ラジエーの4歳の娘までも巻き込んでいく。
「どうなる?これどう展開する?」とドキドキしながら目が離せない。
離婚、介護、失業問題は日本でもお馴染み。
でも宗教が絡んでくると私的には、
「そこ、もう少しどうにかならんかね。」となったり。
それより、病気の義父をおいて外国行く!
あんた私をとるの?どうなの?はん?なシミン…

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