見た映画思い出してみる(セックス発電/母の身終い/噂の二人)

「セックス発電」('75・イタリア)

陽気なイタリア産エロティックコメディって、
今はあんまり作られてないのかな?
ちょっとバカバカしい感じが好きなんだけど!
物語の舞台は21世紀。
製作年が75年だから近未来のお話ね。
80年代に起きたエネルギー危機で電力が枯渇、
2世紀前の生活に戻ってしまった地球。
移動は馬車、夜はろうそく、燃料は郊外で拾える牛のフンでまかなう。
お金持ちの通信手段は伝書鳩、一般市民は使うことはできない。
鉄くずと化した飛行機やTVはただ眺めて楽しむものとなっていた。
と言うことで、世界中では代替エネルギーの開発に必死に取り組んでいる。
ローマの教授、エンリコもそのひとり。
でも彼には秘策があった。
それはセックスの力。
その力を借りて電力を復活させようというのです。
色々試した結果、彼が導き出した答えとは…
太陽は太陽が輝かなければ、風力は風がふかなければ発電できない。
セックスは…やればいい!という単純明快な考え。
でも、セックスが義務化され、恋愛が禁止され、
その結果人々はセックスに興味を失う。
なのでセックスしても浮気じゃない、これは義務だから。
とおかしな風潮になっちゃう。
皮肉な結末。
これがダメになったら、次はオナラだね。

16セックス発電1


「母の身終い」('12・フランス)

アラン、元トラック運転手、48歳。
彼はドラッグの運び屋の仕事に手を出し、服役。
18ヶ月後出所するけど、
仕事なし家なしで母、イヴェットの家に居候することに。
このふたり、いつからこんなに仲が悪いのかはよくわからないけど、
「もー汚さないで!」「るせーなー!」
「仕事辞めた?何考えてるのよ!」
「まじうぜーんだよ!」
みたいな喧嘩が日常茶飯事。
とうとう家を出たアランだったけど、
(とは言っても転がり込んだのは近所のおじさんち)
イヴェット、とんでもない方法で息子を戻らせることに成功。
実は寂しかった…んだろうけど、そのシーンがわたくし、
この作品の中で一番衝撃でした。
そしてメインの”母の身終い”の件。
病気になったイヴェットはもう治療も無理になり、
苦しむ前に死ぬことを選択します。
フランスでは尊厳死は自殺幇助だから禁止されてるので、
スイスにある自殺を幇助する協会に頼み、そこで死ぬことを決意。
その事を知ったアランはショックを受けるけど、
母の気持ちを尊重します。
特にドラマチックな展開(アランが死なないでーって泣き叫ぶとか)
はなく、ラストシーンに向かって静かに、ゆっくり歩いて行く感じ。
それは死を悲しむのではなくて、現実を受け止め、
愛を確認しあう母と息子の物語。
アランもこれからの未来に希望を見出せたかな。
イヴェットも安らかに眠れたかな。




「噂の二人」('61・アメリカ)

こういった感じで人の人生を壊す…って、
想像しただけでも腹が立つし、見ていられなくなる。
特に今回の首謀者は子ども。
これがまた厄介。
子どもの嘘に振り回されてしまったのが、
寄宿生の女学校を経営するマーサとカレン。
カレンは医師のジョーと結婚が決まっています。
まだ経営が軌道に乗ってないのに結婚するなんて!
とマーサはちょっとイライラ意味。
そんな中、ふたりが恋人同士だと噂が立ってしまいます。
その噂の元は、金持ちの祖母を持つわがままお嬢様、メアリー。
弱みを握ったロザリー(盗み癖あり)を無理やり味方につけ、
ふたりの噂を本物らしく仕立てます。
プラス、マーサの叔母。
落ち目の舞台女優の彼女はとにかくおしゃべり好き。
彼女は全く悪気はなかったのだけど、
メアリーの祖母に同性愛を匂わせる話をしてしまいます。
もうここまで来ると止まらない。
権力者であるメアリー祖母は、みんなにその事を伝えちゃう。
そして翌日には学校から生徒がいなくなってしまう。
勝つ気満々だった裁判にも負け、途方に暮れるマーサとカレン。
全国にそのニュースは知れ渡り、近所では見世物に。
マーサもジョーと別れ、そして…
時代もあるけど、マーサの告白は切なすぎるな。
ってゆーか、メアリー役の子が上手過ぎて、あぁ!憎たらしい!!
この件を反省してまともな大人になって欲しいと願います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新コメント
ようこそ。
検索フォーム