見た映画思い出してみる(みじかくも美しく燃え/非情の罠/永遠の僕たち)

「みじかくも美しく燃え」('67・スウェーデン)

この邦題好き。
ずっと印象に残っててやっと見ることができました。
1889年に起きた実話、とのこと。
結末を知りながら見ていたので、何だか初めからドンヨリーヌ。
妻子ある貴族で中尉のスパーレは、
サーカスで綱渡りの曲芸師、エルヴィラと出会い激しく惹かれ合います。
そしてエルヴィラはサーカス団から姿を消し、
スパーレは妻子を捨て脱走兵に。
夏のはじめにふたりは駆け落ちを決行したのです。
初めの頃は周りが何と言おうと離れたくない愛し合うカップル。
この時間が永遠に続くかのようにふたりだけの世界に生きている。
タイトルにもあるように”みじかい”その世界は、
同じく短い夏の終わりが近づくに連れ、ふたりを結末へといざなっていきます。
愛があればお金なんて…
とよく聞くけど、やっぱり少しはお金が必要。
全く無いのは無理ね。
おなかもすくし。
もっと早く出会っていれば…的な哀愁漂うふたりの愛。
この時代はこの決断しかできなかったのかな。


15みじかくも美しく燃え1

「非情の罠」('55・アメリカ)

今までたくさんの映画やドラマを見てきたせいか、
深読みしてしまうクセが付いてしまったようです。
プラスこのタイトル。
読んじゃうよねー。
ボクサーのディヴィは試合に負け自信喪失。
その夜、向かいに住む女が男と口論しているところを目撃。
とっさに助けに行くディヴィ。
その女はグロリアといい、ダンスホールのダンサーで、
あの男は彼女に気がある上司だと言う。
翌朝、グロリアの事が気になったディヴィは彼女のアパートを訪ねる。
ふたりはお互いの身の上話をし、次第に惹かれ合っていった。
ここでの生活に嫌気がさしていたふたりは、
ディヴィの叔父が住む田舎へ行くことを決めるのだけど…
こいつか?いや、こいつなのか?こいつが罠仕掛けるのか?
と勘ぐりすぎて最後、すってーん!なーんだ。となりました。
でもそうやって頭を使って見るのも悪く無いですね。
キューブリック監督、27歳の時の作品、
というミーハー心で見たのでそれだけでも楽しめたし。



「永遠の僕たち」('11・アメリカ)

こういう恋人どちらかが病気で…余命が…っていう恋愛モノは苦手。
だって、はい、泣いてー、なシーンが多くで逆にさめちゃう。
なのだけど、これは微笑ましく見られました。
あまり、病気だから、ってのをアピールしないし、
悲観にもくれないし、なんてったって主役のふたりがかなりのフシギちゃん。
別の世界に生きてる、って感じ。
その現実から少し離れた感じが映画。って風で良かったのかも。
交通事故で両親を亡くし、自分も3分間の死の体験をしたイーノック。
高校は休学中、今は叔母と暮らしている。
この物語での一番のフシギポイントは、
事故以来、イーノックの前に現れる日本兵、ヒロシの存在。
ゲームしたり散歩したり、ヒロシはイーノックの親友なのでした。
死が身近になった彼の日課は、他人の告別式に参列すること。
彼なりに他人の死を見て気持ちを整理しているように見えます。
そしてある告別式で出会ったのが、病気で余命3ヶ月と宣告されたアナベル。
彼女のフシギちゃんトークに普通に応えるフシギくんイーノック。
なので、ふたりが愛し合うようになるのには、そんなに時間は必要ありませんでした。
でも時間がない。一緒にいられる時間は限られているのです…
なにがすごいって、ヒロシ役の加瀬亮の英語力ですよ。
調べてみると、7歳までアメリカで育ったらしく。
あの発音のよさはアメリカ仕込だったようです。
かわいい男の子をいつも発掘するガス・ヴァン・サント監督。
今回イーノックを演じたのはなんとデニス・ホッパーの息子!そっくり!
そして繊細なフシギくんの役がぴったりだった。

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