本日の映画:黄色い星の子供たち

黄色い星の子供たち」('10・フランス=ドイツ=ハンガリー)。


1942年6月。
パリに住むユダヤ人は、
その印として胸に星型を付ける事を義務付けられていた。

そんな中、ユダヤ人迫害政策を進めていたドイツ軍はヴィシー政権に
パリ地区に住むユダヤ人の引渡しを要求。
7月、外国籍のユダヤ人1万3千人を一斉検挙し、
ヴェル・ディヴに収容させた。

水も食料もなく怪我人や病気が蔓延しているこの場所に、
看護師として赤十字から派遣されたアネット。
彼女はその劣悪な環境に動揺しながらも、献身的に彼らに接するのだが・・・


★★★


緊張感。
ナチスが一斉検挙を始めた時のあの何とも言えぬ緊張感。
一緒にするな、と言われるかもしれないけど、
ゾンビ映画を見ている時と同じ緊張感。
これからどうなるかわからない、捕まったら最後。
不安と恐怖。

第二次世界大戦中のフランスの政権は、
ヴィシーという街が中心だったらしいのです。
この政権下で行われたのがこの”ヴェル・ディヴの一斉検挙”。
ちなみに”ヴェル・ディヴ”はユダヤ人が最初に収容された冬季競輪場のこと。
連れてくとこが決まるまでとりあえずここ。ってお偉いさんが決めたらしい。
この事件は”フランスの汚点”とも言われているとの事。

実在の人物の体験を元に、という事で、小話などは実話ではないのかな。
今まで色んなナチス系の映画を見てきて、どれが一番酷かった。
と順番は付けられないけど、これも酷い。

2万人はどう?いやいや多すぎるよー。じゃあ1万人は?
隊長!1万3千いきましたー!おおー結構いったね!
うーん、とりあえずここに収容しよ。
それじゃ、今度はこっちで。
あっちはもういっぱいだから、とりあえず子供は後でねー。

って、あなたたち・・・

数が大事?数の問題?

哀しいのは「これはおかしい」と思っている人たちが声をあげられないこと。
この一斉検挙時に、ユダヤ人を匿ったパリ市民も沢山いたみたいだし、
秘密裏に手を貸していたナチスもいたってね。
でもバレれば自分の身も危険。
かなりの人数が「おかしい」と感じているのに、なぜこうなる。
力を持った人間はほんの一握りなのに。



献身的な看護師役のメラニー・ロランの笑顔が唯一の救いでした。

tag : 映画 黄色い星の子供たち

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