えみめも

「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」（'92・スウェーデン）。


パパとママ、お兄ちゃんのヨナスとお姉ちゃんのミアと暮らすロッタは、
４歳の女の子。

”まだちっちゃいでしょ”といわれるのが大嫌いな彼女。
もうすぐ来る誕生日に自転車をお願いするが、
”あと１年は三輪車でね”と言われてもうガッカリ。

でもどうしても自転車が欲しいロッタは、
お隣のベルイさんの納屋にある自転車を盗もうとする･･･


★★★


存在は知っていたけどまだ見てなかったのね、ロッタちゃん。
かわいい女の子が出てるかわいい映画･･･と思いきや。
ロッタちゃん、かわいくなーい！！

もうね、憎たらしいくらい生意気なの。
すぐ口答えするしね。
こんな生意気な娘、さぞかし家族も大変でしょう･･･と思いきや。
みんな優しくロッタちゃんを見守ります。
そう、ロッタちゃんは生意気だけど、なんだか憎めない女の子なのです。

原題が”赤いじてんしゃ”となっているかどうかはわからないけど、
話の中心は”赤いじてんしゃ”ではなくて、
様々なロッタちゃんの生意気＆面白エピソードが語られます。

風邪ひいてるんだから、お菓子屋さんには行っちゃダメ！
と言われたのに、内緒で家を出る･･･とか、
”まだちっちゃいんだから”と言われ、
”実は秘密に学校に行ってるんだから！”とキレたりとか、
”牛のフンは栄養がたくさん。植物が大きく育つ”と知った彼女が、
自分も大きくなれると信じてフンの山に入る･･･とか。

もうおバカさんだなー。と微笑ましくなるわ。ロッタちゃん。
でも最後にもう一度。
かなり憎たらしいです。ロッタちゃん。

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日本的にはロッタちゃんシリーズ第二弾だそうですが、
スウェーデン的には「赤いじてんしゃ」の方が先だそうですよ。

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