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本日の映画:ブルーム・オブ・イエスタディ/スワンの恋/ラルジャン

「ブルーム・オブ・イエスタディ」('16・ドイツ=オーストリア)

祖父がナチスの親衛隊だったという彼。
その罪と向き合い償うために、
ホロコースト研究所で働いている、とのこと。
だから、という訳ではないけど、
ちょっと不安定な彼。
今は長い時間をかけて準備してきた、
「アウシュヴィッツ会議」に向けて全力投球中…
と思ったら、突然メンバーから外されちゃう。
ますます不安定。
フランス人の彼女は、
ホロコーストで祖母を亡くしている。
そして研究所でインターンとして働くことに。
結構はっきり物申すタイプ。
周りにはきっと”不思議ちゃん”と呼ばれてると思う。
ペンキ突然かぶったりするしね。
自殺未遂癖もあるし。
そんな正反対の事情を抱えているふたり。
事情は事情だけど、恋愛には関係なし。
アウシュヴィッツ会議に向けて〜がメインかな、
と途中まで思っていたけど、
いや?これはラブストーリーなのか?
でも困ったことに、お互いに相手がいたりします。
そこには色々複雑な事情もあるのだけど、
惹かれていくふたりなのです。
うん。これはラブストーリーだね。




「スワンの恋」('83・フランス=西ドイツ)

あーあー。
吹替でした。
たまにあるんですよ、吹替。
全く知らない人だったらまだいいんだけど、
ジェレミー・アイアンズ知ってるからか、
フランス語でしかも吹替がものすごく不自然…
それだけで、私と物語の間に薄いベールがおります。
19世紀のパリ。
ブルジョワジーの彼は、容姿端麗、知的でお金持ち。
女性にももちろん、モテる。
そんな彼が激しく恋に落ちた相手は高級娼婦。
今までの生活は一変。
彼女を追いかける日々が始まります。
そんなに話もしなくて、一目惚れってやつ?
そこまで好きになるもんかいなー。
と思っちゃう私は、ロマンチック度が足りないのかしら。
優雅に振る舞ってるけど、
「あー、近寄ってニオイだけでもかぎたい!」
と(多分)思ってる彼がかわいく見える。
みんなにやめとけ、って言われても聞く耳もたず。
彼女がいる、と聞けば、
招待されてないパーティーにも行く。
オペラの劇場の外で出待ちする。
偶然を装う。
恋に溺れる、とはこういうことですね。
アラン・ドロンがゲイの役で出てますが、
あんまり必要ない?と思っちゃってごめんなさい。
きっと小説では必要だったのでしょう。




「ラルジャン」('83・フランス=スイス)

ラルジャン、とはフランス語でお金の意味とのこと。
なのでそのままお金の話です。
人生を狂わすほどの。
保身のためや、軽い気持ちでやったことが、
誰かの人生を壊してしまうことがあるかもしれない。
子どもが偽札を作る、ってのがすごい時代だけど、
そんなに昔は簡単に作れたのかな。
使えるかやってみよう!と軽い気持ちでやって成功。
店はあとになって気づいたけど、
銀行に持っていったらバレるから、
支払いに使っちゃおう!と軽い気持ちでやって成功。
ちゃらっと成功したけど、
ここからがみんなの人生を狂わす、負の連鎖のはじまり。
一番の被害者は、偽札をつかまされた男。
真面目に暮らしていたのに、
一直線に負の連鎖の先頭に。
最後の数分は言葉を失うほどの惨事。
はじめのあの若者たちの軽率な行動を恨みます。
彼を犯人と決めつけた警察も最悪ね。
今ならもっと調べるんだろうけど。
善良な人間でも壊れるとこうなる。
こうならないためには注意が必要だけど、
そんなこと考えてばっかりいたら、
何も言えないし何もできなくなるなー。
なんて考えながら、それでも善良に生きたいな、
と思う。

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えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

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