本日の映画:ある愛へと続く旅

「ある愛へと続く旅」('12・イタリア=スペイン)

私はこう、何年もかけた男と女のあーだこーだが好きなのかもしれません。
そこにあの時の謎、真実は何?的なのがあれば、ますます好物。
現在と過去が絡み合い、あー、そうだったのかー、
あー、そうきたかー、の展開。
予想を裏切る真実を知ったとき…

ローマで夫と息子ピエトロと暮らすジェンマの元に、
古い友人、ゴイゴから電話が。
かつて愛した男、ディエゴの写真展が開かれると言います。
サラエボ生まれででもあるピエトロと共に、
思い出の地に向かうジェンマ。
ゴイゴと再会し、彼女は当時を思い出します。

若い頃、留学していた紛争前のサラエボ。
アメリカ人のフォトグラファー、ディエゴと出会った彼女は、
すぐに激しい恋に落ちます。
でもその後、帰国し、待っていたフィアンセと結婚。
数年後、やっぱりディエゴの事を忘れられなくて離婚すると、
グッドタイミングで陽気なアメリカ人、ディエゴが、
イタリアまで会いに来るのでした。

ふたりはすぐに結婚。
そしてディエゴの最大の夢「自分の子供を持つこと」を叶えるため、
ふたりは子作りに励み、ジェンマは妊娠。
…でも流産。実は彼女、妊娠できない体だったのです。

それなら養子を!となったけど、ディエゴに前科があり却下。
その頃からジェンマが不安定に。
子供が出来ないと、彼に捨てられてしまうのでは…
と思うようになります。
そんな時ボスニアで紛争が勃発。
ふたりは共通の友人が多くいるサラエボへと向かいます。

事情を知ったゴイゴはふたりに代理母を紹介。
赤い髪のアスカは、ミュージシャン志望で、
ロンドンへ行く資金が欲しいといいます。
人工授精をしようとしたけど、紛争中のため断念。
それじゃあ、自然に作りましょう、となるけど、
やっぱり「無理」だったというディエゴ。
そしてふたりは帰国の途に。
それからと言うもの、陽気なアメリカ人、ディエゴの様子が一変。
ふたりの溝は深まるばかり。
そしてある日、ディエゴはひとり、サラエボと旅立ってしまうのです。
ジェンマは彼を追い、戦いが激しさを増すサラエボへ。
そこでアスカを見かけたジェンマは激しく動揺します。
アスカが妊娠していたのです…

そうきたか。
きちんとしっかり何が起こったのか、を説明してくれたので、
ショックは大きかったけど、スッキリした。
でもどうしてくれよう、この心の動揺。
時代に翻弄され、紛争によって狂ってしまったひとりひとりの人生。

しっかり捕まえているつもりが、いつの間にかなくなっちゃう。
もがけばもがくほど、遠くにいっちゃう。
妊娠できていれば、紛争がなければ、と理由ばかりを探してしまって、
なんでこんな事になるんだろう、って、途方に暮れる。

一番衝撃を受けるのはピエトロだろうな。
こういうのって若いうちに知っておくべき?
知らないでいるのもこれまた残酷だしな。



ペネロペ、老けたなー、と思ったら、
老けたメイクでした。
やっぱり彼女には情熱的な役が似合う。
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えみめも

Author:えみめも
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