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本日の映画:オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」('13・アメリカ=イギリス=ドイツ)

これまでも見てきたヴァンパイアモノですが、
これほど口の中に血の味を感じる作品は初めてです。
ドロリとした血を美味しそうに飲むのを見てると、
自分も飲んだ気に笑

アメリカ、デトロイトに暮らすヴァンパイアのアダム。
4世紀、というセリフがあったから、
4世紀かそれ以上生きているらしい。
廃墟っぽい家に静かに暮らす彼は、
その姿を見せないで有名なカリスマミュージシャン。
だからあんなにお金持ってるのね。
愚かな人間を”ゾンビ”と呼び嫌悪していて、
信用できる(お金で信用させてる)人間としかかかわらない。
そして上品なヴァンパイアの彼は、
汚染されている現代の人間を”ガブリ”するわけでなく、
病院から”上物”を手に入れている。
汚染(ドラッグとかお酒とか病気とか)されていると、
飲んだら気持ち悪くなるみたいです。

そんな彼の元にモロッコのタンジールに暮らす妻のイヴがやって来ます。
なぜ別々に暮らしているのかわからないけど、
(3回結婚したと言ってたけど、たまに離れて暮らすくらいが長続きの秘訣?
さすがに400年とか一緒にいるとねぇ)
久々の再会、愛し合ったり、夜の街へドライヴにでかけたり、
美味しい血を一緒に飲んだり(ちゃんとグラスに入れて飲む)。
あー幸せ!な日々を過ごしていました。

でもイヴの妹、エヴァの突然の訪問によってその静寂がやぶられます。
87年前にパリで大騒動を起こしたらしく、アダムは彼女の事が嫌いみたい。
エヴァはアダムの心配をよそに自由気ままに振る舞い、
彼の穏やかな生活をぐちゃぐちゃにしていき…

人間の血を吸ったエヴァに「今は21世紀なのよ!」とイヴ。笑
相手の汚染度も知らないで直接吸うなんて下品なのです。
もう何世紀も生きている彼らにあまり怖いものはないのかな、
と思いきや、意外と警察が怖いみたい。笑
あぁ、もうこれで終わりだ…となるけど、
”年の功”で人生経験豊富なので、冷静に問題を解決。
ヴァンパイアでいること以外は普通の愛し合う男と女。
あんまり人に迷惑かけない、現代のヴァンパイア。



もう生きるの飽きた、とかなるのかな。
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えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

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