見た映画思い出してみる(悪徳の栄え/バルセロナ、天使のセックス/叫びとささやき)

「悪徳の栄え」('62・フランス)

公爵であり小説家だったマルキ・ド・サドの「美徳の不幸」と
「悪徳の栄え」をロジェ・ヴァディム監督が映画化。
時代背景や登場人物を変えて作ったとのこと。
その時代とはナチス支配下のフランス。
”美徳と悪徳を描くには、
人間の情動が極みに達した時代に設定すべきと考えた”
と冒頭で説明してた。
ちなみにサドは「悪徳の栄え」で精神病院送りにされたそうよ。
さて物語。
女の武器でナチ将軍の情婦となったジュリエットの元に
助けを求めに来た妹、ジュスティーヌ。
結婚式の最中、レジスタンスである夫が逮捕されたのです。
純真無垢な妹は姉が助けてくれると思ったのだけど…
「そんな事するわけないじゃない」と突き放されます。
そんな中、将軍が仲間の将校に暗殺され窮地に陥ったジュリエットは、
ささっとその将校に乗り換え。
そして彼は暗殺のアリバイのため、
ジュスティーヌをスイス国境にある何だか怪しい”秘密の館”に送り込んでしまいます。
アメリカ軍が攻めて来て終戦は間近。
ふたりの運命はいかにー。
ジュスティーヌ役のカトリーヌ・ドヌーヴは文句なしに美しいけど、
ジュリエット役のアニー・ジラルドのコケティッシュな感じもたまりません。
”秘密の館”に幽閉された女の子たちもみんなキュートだった!
やっぱりこの時代の女子は好みだわー

15悪徳の栄え1


「バルセロナ、天使のセックス」('12・スペイン=ブラジル)

いろんな愛の形がありますが、これは…
男2女1と言うことで「ドリーマーズ」を思い出したのだけど、
その時はこんなにムムム?と思わなかったと思う。
設定は違うけどね。
さて、ムムム?な理由とは?
愛し合う若いカップル、ブルーノとカルラ。
ある日ブルーノはライという男と出会い恋しちゃう。
シャワールームでイチャイチャ中にカルラにばれ、
怒った彼女は別れろ、というけどそうも簡単にいかないのね。
ブルーノはカルラも愛してるけどライも愛してるって。
何だよそれ!私もカルラ同じこと思いました。
でもそこでライと別れて自分の所へ戻りなさい、ってそれで解決するの?
カルラは友だちに「自分も愛人持てば?」と言われて、
向かった先が何故かライのとこ。
そしてカルラまでがライに恋しちゃう!はいー?
ライそんなにいい男なの?
天使のセックスなの?
もちろん嫉妬するブルーノ。
カルラに?ライに?
そして。
カルラ→ブルーノを愛してるけど、ライとは離れられない。
ブルーノ→カルラを愛しているけど、ライとは離れられない。
ライ→ふたりとも愛している。
=あ、3人で一緒に暮らせばいいじゃない。
解決。

15バルセロナ、天使のセックス1


「叫びとささやき」('72・スウェーデン)

物語の舞台は19世紀末のスウェーデン。
お屋敷に女中。貴族なのでしょうか。
そこに住むアグネスが末期ガンで死が近い…と言うことで、
彼女を看取りに来たのが姉カーリンと妹マリーア。
久々に3人姉妹の再会!と喜ぶのかと思いきや、そうではなさそう。
この3人の関係には問題があるらしいのです。
長女カーリン→愛の無い夫との生活に嫌気がさしている。
次女アグネス→少女時代、母親の愛に飢えていた。
三女マリーア→自分の欲しい物は小悪魔的に何でも手に入れてきた。
その3人プラス、物語に絡んでくるのが女中アンナ。
娘を亡くした過去のある彼女は、12年間アグネスの世話をしていたのだけど、
その彼女が亡くなり「月末で解雇」となります。
彼女は悲しい顔を見せるのだけど、解雇が悲しい訳ではなくて。
かつてこのお屋敷にあった幸せを思い出し、
それが終わってしまったと知り悲しくなったのですね。
亡くなったアグネスもただでは死なず。
彼女の幻影は、姉妹に自分のへの愛を問います。
長女カーリン→あんたの死にはかかわりたくない、このままおとなしく死んで!
三女マリーア→抱いてみるけど絶叫。
女中アンナ→一緒にいます。
アグネス、そこに愛はあったね。

15叫びとささやき1
プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2015/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
ようこそ。
検索フォーム