本日の映画:賭博師ボブ(2011/8/8)
「賭博師ボブ」('55・フランス)。
パリのモンマルトルで誰もがその名を知る元ギャングのボブ。
今は賭博師として夜な夜な街のカジノに現れ、
そこで勝ったお金で生計を立てている。
ある日、ドーヴィルにあるカジノから、
8億フランを盗む計画を持ちかけられたボブ。
そういう事はもう引退していた彼だが、
その金額を聞いて、計画に乗ることに決めた。
そしてそれは、まだ衰えぬ自分の実力を見せつける
絶好のチャンスだった。
カジノの見取り図を手に入れる者。
資金を調達する者。
金庫を開ける者。
自分の子分や昔の仲間を集め、計画は綿密に練られる。
しかし仲間の中に裏切り者が現れ、計画は少しずつ崩れてゆく・・・
★★★
”男くさい”映画を撮るメルヴィル監督にしてはコミカルな感じ。
ということで見たけど、やっぱり男くさい。
でも確かにコミカル。
今まで見た中では完璧な男が多かったけど、ボブはちょっと違う。
初老の元ギャングの彼は、その威厳を取り戻したかったみたい。
でもそうは世の中うまく行かないんだよね。
小娘アンヌを街で引っ掛け、でもすぐ手は出さない。
そんな奥手なことしてるから、自分の子分にアンヌを取られる。
襲撃するカジノでは客のふりして見張ってればよかったのに、
ギャンブル魂に火がついて、ノリノリで賭け始めちゃう。
んで本来の目的をすっかり忘れちゃったりして。
ちょっと”ダメ男”が入っていて憎めないボブさんでした。
この映画はパリへのラヴレターなんだって。
粋なこと言うね、メルヴィルさん。
白黒映画なんだけど、ボブの金髪が何とも言えない違和感。
かつら?
パリのモンマルトルで誰もがその名を知る元ギャングのボブ。
今は賭博師として夜な夜な街のカジノに現れ、
そこで勝ったお金で生計を立てている。
ある日、ドーヴィルにあるカジノから、
8億フランを盗む計画を持ちかけられたボブ。
そういう事はもう引退していた彼だが、
その金額を聞いて、計画に乗ることに決めた。
そしてそれは、まだ衰えぬ自分の実力を見せつける
絶好のチャンスだった。
カジノの見取り図を手に入れる者。
資金を調達する者。
金庫を開ける者。
自分の子分や昔の仲間を集め、計画は綿密に練られる。
しかし仲間の中に裏切り者が現れ、計画は少しずつ崩れてゆく・・・
★★★
”男くさい”映画を撮るメルヴィル監督にしてはコミカルな感じ。
ということで見たけど、やっぱり男くさい。
でも確かにコミカル。
今まで見た中では完璧な男が多かったけど、ボブはちょっと違う。
初老の元ギャングの彼は、その威厳を取り戻したかったみたい。
でもそうは世の中うまく行かないんだよね。
小娘アンヌを街で引っ掛け、でもすぐ手は出さない。
そんな奥手なことしてるから、自分の子分にアンヌを取られる。
襲撃するカジノでは客のふりして見張ってればよかったのに、
ギャンブル魂に火がついて、ノリノリで賭け始めちゃう。
んで本来の目的をすっかり忘れちゃったりして。
ちょっと”ダメ男”が入っていて憎めないボブさんでした。
この映画はパリへのラヴレターなんだって。
粋なこと言うね、メルヴィルさん。
白黒映画なんだけど、ボブの金髪が何とも言えない違和感。
かつら?