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本日の映画:希望のかなた/木と市長と文化会館 または七つの偶然/メニルモンタン 2つの秋と3つの冬

「希望のかなた」('17・フィンランド)

他の人がこういう風な映画を撮ったらきっと、
「アキ・カウリスマキ風」と言われるでしょうね。
なんとも言えぬ不思議な感覚。
現代の話なのに現代じゃない気もする。
フィンランドなのに、そこにはいない気がする。
やり過ぎ?な所があってもいいの。
今回の、あの、ちょっとおかしい日本もそれでいいの。
お寿司にわさび大量に乗せたのはジョークよね?
日本人はフィンランドに来たらお寿司じゃなくて、
ニシンの塩漬け(ウル覚え)食べたいよね?
こういうのを見ると小バカにされてるように感じますが、
いいんです。
あの、独特の物語の中にうまく調和しているからいいのです。
何だか機嫌がいいのか悪いのか読めない登場人物たち。
他人には興味ないような彼らが救おうとしたのは難民の男。
そんな最後でいいの?
はい、いいんです。




「木と市長と文化会館/または七つの偶然」('92・フランス)

リストにあったこのタイトルがずっと記憶に残っていました。
ちなみにずっと、
「木と市長と文化会館」という作品と、
「または七つの偶然」という別の作品があるもんだと思ってました。
タイトルそのままに、
田舎町の若い市長が、いろんな施設の入った文化センターを建てよう!
と張り切ってるのだけど、
建設予定地には老木があって、反対意見が出ちゃう。
そこに7つの偶然が重なってきて…という話。
誰かがずーっと喋ってて、
私はこういう意見、あなたは?
私はこう思うんだけど…の繰り返し。
それだけなのに目が離せなくなるのは、
監督の技か、脚本の妙か。
日本人はあまり議論が上手じゃない、と聞くよね。
原稿見なくても議論できる人になりたいね。




「メニルモンタン 2つの秋と3つの冬」('13・フランス)

ちなみに「メニルモンタン」とは、
パリにある地区の名前らしい。
そこでジョギング中に出会った男と女。
はじめは「んー?」と思ったのは女の方。
男は彼女をデートに誘おうと、
ブランド物のジャージ上下と靴を揃えたりする笑
そんなふたりが付き合うきっかけになったある事件。
強盗に襲われた女を偶然通りかかった男が助ける、
という、ザ・映画的な展開。
そして2つの秋と3つの冬の間に、
あれもこれもまたこれも、な展開。
友だちのエピまで絡んできて、こってりな3年間。
こんなにいろいろ起こるもの?
と若い頃なら思ってたけど、
はい、起こります。
えー?あり得ないでしょっ!
って事が一年の間に起こるんですよ。

本日の映画:東風/哀しみのトリスターナ/アンジェリカの微笑

「東風」('69・フランス=ドイツ=イタリア)

久々のゴダール。
政治的映画を撮り始め、
商業的映画はもう撮らん!となっていた時のね。
理解しようなんて思ってません。
見て感じたのでそれでよしとします。




「哀しみのトリスターナ」('70・イタリア=フランス=スペイン)

嗚呼吹替。
カトリーヌ・ドヌーヴを主演にするなら、
フランス語で撮ってもよかったのでは?
そして多分20代の彼女が10代の娘を演じています。
あんな色っぽい10代、危険ですね。
母親を亡くした娘は、お金持ちの貴族の養女になります。
でも彼は血の繋がった父だとのこと。
貴族が一般の女性と、って事でしょうか。
これからはお金の心配もなく幸せに!と思ったかな。
でも年老いた父は、彼女を束縛し、外出も禁止。
彼女をお人形のように可愛がりなんとチューまで!
ひっ!
なんだなんだ?この物語、どっちに行くんだ?
とヒヤヒヤしていたら、ぽんぽんぽんと話は進み。
あんなに愛らしかった彼女の姿はなくなってしまいました。
年月をかけた復讐。
体力も根気強さも必要。




「アンジェリカの微笑」('10・ポルトガル=スペイン=フランス=ブラジル)

106歳で亡くなった、マノエル・ド・オリヴェイラ監督、
101歳の時の作品とのこと。
このおじいちゃん監督の頭の中、
すごいことになっていたのですね。
まず死んだ人を写真に撮っておきたい、
ってのが、私的にはちょっと理解が…
確かに亡くなったアンジェリカは若いし美しい。
でも思い出したけど、
正装して家族写真のように写真を撮ってる写真集、
見たことあるかも。
それが国によっては普通なこともあるのかも?
でも写真家の彼(写真は趣味と言ってたか)は、
その依頼に戸惑っていたよう。
アンジェリカに微笑みかけられた彼は、
おとぎ話のような不思議な世界へ誘われて行くのです。
ラストは日本の怪談風で、
念を持った幽霊に連れてかれた!って感じかな。

本日の映画:カミーユ、恋はふたたび/誰でもない女/ホテル

「カミーユ、恋はふたたび」('12・フランス)

単純な私は、
邦題とパッケージに騙される事が何度もあります。
今回もさらっとあらすじを読み、
あ!大好物のタイムスリップモノ〜!
しかもフランス映画で?
そして、パッケージの雰囲気で、
また勝手な妄想をしていたのです。
まずびっくりしたのは最初のシーンで、
おばちゃんがすごい顔しているところ。
まさかのまさか、この人が物語の主人公とは!
タイムスリップした彼女が、
おばちゃんのまま!ってのも驚愕。
パッケージの写真、加工しすぎ〜
でもね、見ている内に可愛く見えてきた笑
もう戻れないのかも!とオヨオヨするわけでもなく、
知っている自分の人生を修正しようと奮闘する。
おばちゃんなのにだんだんティーンエイジャーに見えてくる笑
ハリウッド的なドラマチック展開はなかったけど、
何だかじーんとくる作品でした。




「誰でもない女」('12・ドイツ=ノルウェー)

ナチス関連の映画って色々ありますね。
舞台はドイツだったり、
ポーランドやフランスってのも多い。
今回のノルウェーは初でした。(多分)
物語は当時ではなく、その後の話。
家族と幸せに暮す女。
ノルウェーで産まれたけど、
母と生き別れてドイツへ。
施設にいたけど、戦後、
亡命してノルウェーに戻ってきたのです。
その施設を訴えよう!と弁護士が彼女の元に。
あんまり気乗りしないようで、証言を拒否。
そこで明らかになる彼女の過去。
”誰でもない女”は”誰か”なのだけど、
そこでもう彼女が”誰なの?”という事が問題なのです。
そんなはずじゃなかったのに、
恋した相手と結婚までしちゃって、
子どもまで産まれて、
そこまでするつもりじゃなかったかもしれないけど、
毎日は結構なスピードで過ぎていく。
慣れ、というか、
どうにかしなきゃ、と考えている内に時間は過ぎていくもの。




「ホテル」('77・イタリア=西ドイツ)

このあたりのイタリア映画って、
なんとなーくエロな雰囲気の物が多いですね。
サスペンスと思って見てたのに、エロかったです笑
というか、意味があるのか、あるようには思えなかったけど、
エロなシーンが長い笑
こういうシーンが多いと、人気が出たのかしら。
パリの自宅に帰ろうとしたけど、
飛行機に乗り遅れちゃった女。
自分のせいなのに、それを認めないのはお国柄?
泊まったホテルの部屋の隣の様子が、
隙間から覗けちゃうのもイタリア風?
ちょっと危険そうな男を覗く内に、
ムラムラしてきた女。
サスペンスだと思ってたから、
これからドンドンパチパチハラハラドキドキ展開?
と思っていたら。
これでもか!のお布団シーン笑
旦那の存在も忘れ、愛欲の日々。
最後は私も置いて行かれた気がしました。

ホテル

本日の映画:野いちご/父の秘密/アンダーワールド ブラッド・ウォーズ

「野いちご」('57・スウェーデン)

人との付き合いがほとんどない、おじいちゃん医師。
そんな彼だけど、けっこうすごいお医者さんだったらしく、
名誉博士号を授与されることに。
その式典に向かう日、変な夢を見ちゃう。
「野いちご」なんてかわいいタイトルがついてるから、
のほほーんとした作品だと思ってたのです。
なので、この後にも何度か見る変な夢、幻想?は
ちょっと背筋が寒くなりました。
式典の会場まで行く道のりは、息子の妻と車で。
道中、思い出のある場所に立ち寄って昔を思い出す彼。
これまた癖のある人たちを車に乗せたり、
”ただの”道のりではありませんでした。
そして旅が終わった時。
彼の中の何かが変わるのです。
そうね、ただ単に「こうだから」と、
殻に閉じこもるのはよろしくないね。




「父の秘密」('12・メキシコ)

これって父の秘密?
と考えながら見ていました。
母を交通事故で亡くし、父と都会に引っ越してきた女の子。
ふたりとも相当落ち込んでいる様子。
でも前を向いて生きていこう!という感じ。
学校で友達もできたし、順調に…と思いきや。
あることがきっかけでいじめにあってしまうのです。
そのいじめが、酷い。
長い髪を切られ、
まずいケーキを無理やり食べさせられ…エトセトラエトセトラ
いじめってほんと、かっこ悪いね。(前園も言ってたね)
父には心配かけまいとぐっと我慢する彼女。
でももう限界。
そして彼女はとんでもない行動に出るのです。
ここで終わるのか、と思ったら。
いやいや、これが父の秘密?
まさかの展開に、この後どうなる?
と、ひとり、心配してしまったのです。




「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」('17・アメリカ)

アンダーワールドとバイオハザードのシリーズは、
新しいのが出たら「見とくか」と思っちゃってます。
なんでかはよくわからないけど笑
アンダーワールドも5作目。
1作目は2003年だって。
なのでなんとなくのストーリーはわかるけど、
誰が何でどういうつながりだったか怪しいところもあり。
なので「アウトランダー」のフランクが、
ライカンのボスになってるのを見て、
あれ?今まで出てたっけ?と調べてしまったほどです。
主役のセリーン以外は「なんだったっけ?」のレベルです。
そしてまだこの人、逃げてるんだー。
何か逃げてるイメージしかありません。
死んだけど、生き返る。
ドラゴンボールみたい笑
最後、娘が出てきたって事は、続きある?

本日の映画:ストーリー・テリング/並木道/パリジェンヌ

「ストーリー・テリング」('01・アメリカ)

フィクションとノンフィクションに別れている物語。
このふたつの物語に関係性はなし。
何をもってフィクションなのか、ノンフィクションなのかは不明。
監督のインタビューとか読めばわかるのかな。
フィクションの主人公は、
小児マヒのある彼氏がいる女子大生。
ふたりとも物書き志望。
批判されてキレる彼氏。
腹いせに教授と関係を持ってしまった女子大生。
なぜか怒ってる彼女は赤裸々にそのことを文章にして発表。
ただキレた子どもみたい。
ノンフィクションでは有名になりたい願望がある
ドキュメンタリー映画監督。
ふつうの家庭を撮っていたつもりが、
実はふつうじゃなかった…
催眠術で父をコントロールする子ども。
解雇された家政婦は一家を殺害。
誰が勝利したのか。
ふたつともノンフィクションだったらかなり怖い。




「並木道」('60・フランス)

その姿を画面で見ただけで、
フランスの風を感じてしまう男。
それがジャン=ピエール・レオーです。笑
しかもトリュフオーの例のあの映画のすぐ後ってことで、
リアルタイムで見てたら、おや?と思っただろうね。
(今見ても思うんだから)
家出してモンマルトルで一人暮らしを始めた10代の男子。
中学生くらい?高校生?とにかく若い。
父親の恋人と馬が合わなくての一人暮らしらしい。
仕事がない彼が何とかしてお金を稼ごうとしたり、
同じアパルトマンに住む年上のストリッパーに恋するけど、
知り合ったボクサーの男にとられちゃったり。
同世代の女子といい感じになったりもするけど、
お金もないし、女子の扱いもなかなか難しい…
まだまだ子どもだからなのか、
ちょっと天然だからなのか、
なかなか自分の思い通りに人生が動かない。
あは、やっぱりアントワーヌ・ドワネルとかぶる。

並木道


「パリジェンヌ」('61・フランス)

4人のパリジェンヌによるオムニバス。
①キャバレーの踊り子がタクシーを相乗りした相手は
なんと、アメリカの有名プロデューサー!
そんなことも知らない踊り子は、
彼をわがままに振り回すのだけど…
②元恋人と再会した人妻。
でも彼が「あいつはセックスがダメ」だと言ってるのを
人妻の夫が偶然聞いてしまう。
それを知った人妻はある作戦を決行し…
③浮気者の恋人と離れるため、
ニューヨークから戻ってきたデザイナー。
親友はそんな彼女に自分の彼氏を紹介。
すべてにおいて”理想の”彼氏なの、と言っていたけど…
④年上の彼氏がいるってカッコよくない?
そんなことに情熱を注ぐ学生。
あの子、年上の男と付き合ってるんだって!
と噂が立ち、しめしめな彼女。ただの噂だけど。
でもそんな彼女の前に現れたのは…
私は①が好きでした。
ダニー・サヴァルという女優さん、めっちゃキュート!

プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

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