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本日の映画:海と大陸/ガーターベルトの夜/ふたりの女

「海と大陸」('12・イタリア=フランス)

あれー?
なんか想像してた物語と違った。
船からパーリーピーポーが飛び降りるシーンから、
もっと軽快に男と女がイェイイェイ的(?)な話かと…
地中海に浮かぶ島。
夏になるとパーリーピーポーがやってきます。
漁師で生計を立てている人が多いけど、
それだけでは生活が難しくなっている。
なので夏で稼ごう!というのは、どこの国でも同じらしい。
パーリーピーポーが賑わうその裏では、
泳いで不法に入国する難民たちが。
ある親子を助けたある家族。
見つかればお互い逮捕。
迷惑だからはやくどこかへ行ってほしい、と思いながらも、
ここでどう行動するかはその人次第。




「ガーターベルトの夜」('84・フランス)

ベスト10に入る映画「サム・サフィ」の
ヴィルジニー・テヴネ監督。
彼女の監督作品は3作品しかないようです。
「サム・サフィ」「エリザとエリック」は見ちゃって、
これが最後。涙
「サム・サフィ」、レンタルもないし、
DVD売ってるのネットで見たけどものすごく高い。
なぜなのー!
さて、ガーターベルトの夜。
寝ても覚めてもセックスセックスSEX!の彼女は、
年下(まだ17歳)の彼をナンパし、お布団へ直行。
そしてパリの街に繰り出し、
セックス関係のお店をあちこち巡る。
そして用が済んだら、じゃあね。
んー、どっち目線で見たらよいのかしら…
一番印象に残ったのはこの歌!




「ふたりの女」('60・イタリア)

お!ジャン=ピエール・ベルモント!
ん?イタリア映画?
ええー!まさかのイタリア語吹き替えです笑
あるあるだよね。
この作品でソフィア・ローレン、
アカデミーもカンヌも獲ったそう。
当時25歳だったという彼女が、
とっても貫禄のあるイタリアのママンを演じています。
戦時中、疎開するため田舎にやってきた母と娘。
夫は戦死。
生きるために、娘を必死で守る母。
疎開先で出会った人々は温かい。
でもふたりに悲劇が降りかかるのです…
まさか!の出来事があっても、
強く生きようとするママン。
ああいう状況でズボンを脱ぐ男たちに嫌気がさす。

本日の映画:鉄くず拾いの物語/教授のおかしな妄想殺人/不倫する肉体

「鉄くず拾いの物語」('13・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ=フランス=スロヴェニア)

すごいのは、主演のご夫婦、当事者だということ。
監督が新聞で読んだ記事を映画化しようとしたけど、
いろいろ面倒ないろいろがあって、
「当人にやってもらったら話はやいじゃん!」
となったそうです。
行政の仕組みは違っても、必要なのはどの国も同じ。
それは保険証です。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナに住むロマの夫婦は、
ふたりの娘たちと慎ましく暮らしていました。
妻は3人目を妊娠中。
でも流産してしまいます。
それで医者が言ったのは衝撃のひとこと。
「保険証がないなら10割払ってね。」
「払えないなら手術はできないよ。」
人種差別もあったようなんだけど、
行政はなにやっとるんじゃい!




「教授のおかしな妄想殺人」('15・アメリカ)

妄想殺人ってあるから、妄想してるのかと思ったのにね。
妄想にとどまらず、実行してしまった教授でした。
コメディばかりではなく「マッチポイント」みたいに、
”シリアスな”作品も撮るウディ・アレン監督。
今回はタイトルはコメディタッチだけど、
シリアス要素も強い。
けど、すごくコメディっぽくて、
見てると何か”ヘン”だと感じてしまいました。
ヨーロッパ映画にはそういうのがあったりするけど、
それ狙った?そして失敗した?
誠実なボーイフレンドがいるのに、
ちょっと浮世離れしている年上男に惹かれる女子大生。
その気持ち、分からないでもないけどさ。
人殺しを正当化したい気持ちは、
人を殺したことがないからわからないけどさ。
何なんだ、この違和感。




「不倫する肉体」('14・メキシコ)

女が働くビルで業者としてやってきた男。
女はシングルマザー。
男には妻がいる。
ひと目で落ちたふたり。
いつもの不倫映画だったらすぐ脱いじゃう所だけど、
このふたりなかなかそこまでがいけない。
でもその時間がふたりを熱くするのです。
子どもが、妻が、嗚呼邪魔って思い始めたら要注意。
子どもはイライラする母に気づき、
妻にも「何か怪しい」と思われちゃう。
そして突然、業務用のコピー機を購入した男。
しかも妻が頑張って貯めた貯金を使って。
な、何なんだこの行動。
男の妻に起こった出来事がどうしても納得いかないけど、
邪魔者がいなくなって愛の世界を堪能するふたりに、幸あれ…

本日の映画:ヴィットリア広場のオーケストラ/帰ってきたヒトラー/永遠の語らい

「ヴィットリオ広場のオーケストラ」('06・イタリア)

あらすじは読んでたつもりだったけど、
ドキュメンタリーだと言うことに気づいてびっくりしました。
ローマの旧市街にあるヴィットリオ広場。
このあたりには移民が多く住む地域。
広場にある老舗のアポロ劇場が存続の危機に陥り、
何とかして存続させたい、ということで、
その活動の一環としてオーケストラを結成することに。
ここからがまあ大変で。
移民のアーティストたちを集めて…というものなんだけど、
「あ!やるやる〜!」
なーんて簡単にはいかない。
ギャラはちゃんとでるのか、とか、
彼らもギリギリの生活だからそこの所は大事だし、
今やってる仕事を放おってオーケストラ、
というわけにもいかない。
そんな中、集まってくる人たちはみんな個性的。
バイオリンとかもいるけど、音楽はロマっぽい感じ。
好きな感じです。
演奏シーンはもっとたくさん見たかったかな。




「帰ってきたヒトラー」('15・ドイツ)

ナチスドイツモノは見ると辛くなってしまうので、
最近は見ないでいたのだけど。
これは、思っきりコメディではありませんか!
あとね、番宣で見た時に出てた女の子が、
「NCIS」のアビーみたいだな、と思ったのも、
見ようと思った理由のひとつ。
物語の始まりは、ヒトラーが現代に現れた!
というところから。
もちろんみんな彼が本物だと信じない。
”そっくりさん”という事になった彼は、
その優れた演説力を使って、現代の人々を魅了していきます。
そして彼はとうとうテレビに出演し、有名人に。
その間もヒトラーはヒトラーとして振る舞う。
当たり前だよね、ヒトラーなんだもん。
映画の中の映画で終わった最後は、
簡単には説明できない何か、を感じましたが、
簡単には説明できません。




「永遠の語らい」('03・ポルトガル=フランス=イタリア)

私の脳内には”歴史の知識”が入る箱は小さいのです。
ここでは何があって、あの人があんなことやって…
なかなか覚えられないけど覚える気がないからなのかも。
前半、歴史学者である母は、娘に歴史の事を教えます。
それはインドにいるパイロットの夫に会いに行く船旅の間。
ポルトガルを出発し、イタリアやギリシャなどなどに寄港。
”永遠(”とわ”と読む)の語らい”って、
ずっとこうやって歴史の事について語るわけ?
と思いきや。
船で出会った女性たちは自国の言葉で会話し、
その内容は民主主義だったり人生論だったり。
色目を使ってきたアメリカ人船長に私も驚いたけど、
何か急に違う映画になったかのような気分に。
最初には想像し得なかったラストに、
今までの事には一つずつ意味があったのかも、
と思い起こしてみる。

本日の映画:ヴェロニカ・マーズ[ザ・ムービー]/夏の嵐/甘い罠

「ヴェロニカ・マーズ[ザ・ムービー]」('14・アメリカ)

大好きだったの、ヴェロニカ。
だからあんな最後で終わったのが残念で残念で。
そう思ってたのは私だけではなかったようで、
なんとクラウドファンディングで制作したそうです。
ようやく会えたよ、ヴェロニカ。
言いたいことはたくさんあるけど笑
ヴェロニカはね、見る機会もあったし大丈夫だったんだけど、
その他がね…みんな老けたね。
ピズくんとラブラブだったのに、
そこでローガンに行くのかっ!
それはファンサービスのつもりなのかっ!
ローガンの海軍の制服、サイズ合ってないよね?
あれ?ヴェロニカってFBIに入局したんじゃなかった?
でも、いいの、ヴェロニカに会えたからそれでいいの!




「夏の嵐」('54・イタリア)

伯爵夫人と将校の恋。
それは許されない恋。
そういう状況に盛り上がっちゃうのがこの恋の特徴。
全てを投げ出して一緒に、と行かないのが、
さらに盛り上がっちゃう要因?
お話の舞台が19世紀の半ば、
イタリアが独立するぞー!となっている時代。
駆け引きやら、伯爵夫人の地位やら、
簡単には行かない色んな事があるから、
ますます盛り上がっちゃう?
一番盛り上がっていた頃に男が言う。
「除隊して一緒になるにはお金が必要」だと。
信じちゃうよねー。




「甘い罠」('00・フランス)

それがですね、見てたんですよ、ずいぶん前に。
リストに原題を書こうとした時、あれ?と気づきました。
フランス語はできないけど「merci pour le chocolat」
と書いてあるのを見て、ん?ココアありがと?
昔に見た時は「ココアにありがとう」という邦題だったのです。
ココアにありがとうでいいじゃないかー!
でもどんな内容かは忘れてました。
チョコ会社を経営する女と有名ピアニストの男。
これで結婚は2回目。
ちょっと”闇”がありそうな女(イザベル・ユペール!)は、
自分たちの人生に入ってきた若い女を敵視する。
その魔の手は夫の前妻の息子にも。
ココアは重要な意味があるのよ。
なのになんで甘いワナー
イザベルのあの、何考えてるか全く読めない演技、最高。

本日の映画:コーヒーをめぐる冒険/サイコマジック・ストーリー/愛の監獄

「コーヒーをめぐる冒険」('12・ドイツ)

主人公の男のツイてない1日。
朝からガールフレンドと別れる羽目に。
そしてコーヒーを飲み損ねる。
酒気帯び運転で取り上げられた免許証も戻ってこず、
カフェでコーヒー飲もうとしたらお金足りず。
ATMにカードは吸い込まれ、
2年も前に大学を中退したことが親にバレ、
仕送りを止められたり、
学校でいじめてた”デブ”の女子に再会するも、
彼女は立派に自立していて面目ないし、
コーヒーメーカーをもう洗っちゃった、
と言われてやっぱりコーヒーは飲めないし。
そんなツイてない1日の終わり。
人生を考えさせられた出来事が。
ようやくコーヒーを手にした時、
昨日と違った彼がいたのでした。
私も最後にほっとひと安心。




「サイコマジック・ストーリー」('13・イタリア)

見てる側も病みそうになりました。
ボコボコにされても”優しいところもある”と、
またその男を許し、戻ってしまう。
よく聞く話です。
彼女もそのひとり。
彼はとっても素敵で優しい。
けどものすごく暴力的で彼女をめちゃめちゃにする。
自己中心的で、彼女を本当に愛してる?と疑いたくなる。
こういう男は、弱い女を服従させることが好きだし、
それが当然だと思ってるのね。
中絶するのも男の言いなり。
でも「これはまずい」と気づいたのは偉い。
”特別な方法”で人々を治療するおばの元へ。
幻覚見えてたり、もう精神状態は限界。
…なのに追っかけてくる男。
相手の気持ちわかってないから、また彼女を追い詰める。
そっとしておけばよかったのにね。




「愛の監獄」('16・フランス=ベルギー)

実話とのことです。
刑務所の所長と若い女の子の囚人。
所長には奥さんと娘がいるんだけどね。
惹かれ合い、一線を超えてしまうのです。
一応立場ある人間だし、家族もいるし、
本当はダメヨ、ダメダメ、な彼。
でも下半身は言うことを聞かない。
”愛を知らない”彼女も、
優遇されたいから誘惑してるの?
と思ってたけど、実は本気で好きだったことが判明。
でもやり方があからさまで、刑務所内でも噂が立つほどに。
それでも止まらないふたりの愛。
法を犯すギリギリの事やったり、
職を追われても彼女を追ったり、
オイオイオイ、今はいいかもしれないけどさ…
と冷めた感じで見てしまいました。
そして、アデル・エグザルコプロスの顔は、
私をイラつかせるようです。

プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

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