FC2ブログ

本日の映画:short6/イン・ザ・スープ/アンナとアントワーヌ愛の前奏曲

「short6」('99-'01・スウェーデン=ドイツ=アメリカ=カナダ)

ショートフィルムフェスティバルとかあるけどね。
地方の小都市に住んでいると、
なかなかお目にはかかれない。
短い中にギュッと詰められる物語。
長い映画にも意味があるけど、
短くみせることにも意味があったりする。
①4つの部屋と6人の打楽器奏者のための音楽
これは映画「サウンド・オブ・ノイズ」でみたあれね。
すごく好きなやつです。
どうして?とか、なんのため?とか考えないで。
②鬘職人の日記
パペットアニメーション。
ペストの恐怖がゾクゾクと。
③メンバー
イマイチ「?」。
世の中に文句のある若者が、
車を走らせながら文句いう話。
④camera
元俳優の年老いた男を撮影するのは、
元気いっぱいの子どもたち。
準備を終え、撮影が始まる。
⑤キラービーン2
2、ってことは1もある?
マトリックスもどきのコーヒー豆が、
殺人マシーンとなって暴れまくる。
⑥WAVE TWISTERS
元はヒップホップのアルバムから、との事。
宇宙を舞台に、なんやらかんやら。
ショートフィルム、当たりもも外れも。

r161628489L.jpg


「イン・ザ・スープ」('92・アメリカ)

映画を撮るって大変な作業。
昔はそんなことも思わないで観てたけど、
今はそんなことまで気にしちゃう。
編集の粗さまで気になることもある。
技術や才能も必要だけど、
一番必要なのは、お金。
家賃さえも払えない男、でも夢はある。
彼が出会ったのは、何だか怪しくて、
”オカシイ”パトロン。
お金はあるらしい。
やる気も満々
なんたって自分の才能を信じてくれてる。
だから何を言われても、されても、
文句は言えない。
そこが辛いところ。
恋した隣人の美女もミステリアス。
映画製作と美女。
両方手に入れたいところだけど…
騙してるのか、騙されてるのか。
信じていいのか、疑うべきか。
そこんところの見極めが大事。




「アンナとアントワーヌ愛の前奏曲」('15・フランス)

旅先にいると気分が高まる。
別に近所でも買えるのに、
まな板買っちゃったりする。
前に京都からの旅行者が北海道に来て、
ふらっと入ったお店でスーツ買ってたのを目撃。
なんで?と思ったけど、
それも旅行マジックでしょう。
恋もそうなのかもしれない。
恋人がいる音楽家はそんなつもりはなかったはず。
インド駐在大使の夫を持つ彼女もしかり。
それは、インドという神秘な場所のせいかもしれない。
ちょっとずつ接近していくふたり。
妊娠したい彼女は、聖者アンマに会う旅へ。
そして彼もその旅に同行します。
何よりビビッたのは、インドの苦行のひとつ。
あそこ、ぐるぐる巻いて、ひねって、重し…
に、あそこない私でも、ひっ!
そんなことは置いておいて。
お互い相手がいると、
傷つく人もいるのがお決まり。
そんなごちゃごちゃはすっ飛ばし、
再会したふたりのその後はどうなる?

本日の映画:あるメイドの密かな欲望/桜桃の味/ラ・ピラート

「あるメイドの密かな欲望」('15・フランス・ベルギー)

またまた、ふてくされ顔のレア・セドゥです。
「小間使の日記」が原作で、
ルイス・ブニュエル監督も映像化してますね。
なので、過度な期待は危険。
と、心しながら鑑賞。
でも、なんでもそうだよね。
原作は読んでないけど、
作り手の解釈の仕方は様々。
さらに見る側の解釈もその人次第。
ぶっちゃけ、はい?で終わったけど、
それも私の感想だから。
ルイス・ブニュエル版も、
なんじゃこの人たち!と思ったけど、
なんか笑えたの。
今回は、あまり笑えず、
登場人物にも魅力を感じずでした。
なにやってるんだ?みたいな。
それにしても、
「従うのウンザリ」
なんて、小間使には向いてないね!




「桜桃の味」('97・イラン)

他のアッバス・キアロスタミ監督の作品とは、
ちょっと違う感じでした。
車を走らせて、人と出会い、話をする。
ってところはよくあるパターンだったけどね。
今回の運転手、彼は手助けしてくれる人を
探してるみたい。
それが”自殺を手伝ってくれる人”だと知って、
なんで?と思うけど、理由は教えてもらえない。
何人かに話してみるけど、断られる。
ま、お金もらっても、
なかなか「いいよ」とは言えないよね。
それにしても、ひとりで死にたくないのね、彼。
人を巻き込む理由が知りたいわ!
でも、あるひとりのおじさんと出会い、
なんと彼は「いいよ」って言ってくれたのです。
しばらく経ってここに戻って、
土かけてほしいんだ。
それでその前に一度声かけてくれる?
呼んでも返事がなかったら、
石、2個投げてくれる?
寝てるだけかもしれないから。
(苦笑)
そしておじさん。
「石、3個投げるよ」
ナイス。

4562474199186_1L.jpg



「ラ・ピラート」('84・フランス)

なんだかよくわからない内容だった。
ひとりの女をみんなで奪い合う。
「ピラート」とは「奪う」という意味みたいだけど、
そんなにまでして奪いたいか?彼女。
いや、そう思うのは自分のせい。
私、ジェーン・バーキンは、
ジェーン・バーキンにしか見えない。
なにしてもジェーン・バーキン。
しかも役どころは、
なんかふにゃふにゃしてて、
ダメよーできないのー無理なのー、
とずっとメソメソしてて、
昔の恋人(女性)と、
また盛り上がっちゃったのは仕方ないけど、
夫もそこまでして、奪い返したいか、
そこまで魅力的な女なのか?
と、思ってしまった。
それにしても、名無しの少女。
あなたは実在したの?

本日の映画:彼女が消えた浜辺/エドワードⅡ/ル・コルビュジエの家

「彼女が消えた浜辺」('09・イラン)

良かれと思っておせっかいをやく。
それがいい方に向けば成功だけど、
迷惑になることもある。
今回は迷惑どころの話ではなく。
人の人生を狂わすなんて、
おせっかいをやいた側にしてみれば青天の霹靂。
消えた彼女は、乗り気でないのに浜辺に来た。
そんなに知らない人たちと旅行。
しかも、そんなに知らない人は、
そんなに知らない人と自分をくっつけようとしてる。
帰ろうとしたけど、ダメダメと言われる。
彼女、いやいや付き合う。
そのおせっかいは、ある事件を引き起こす。
彼女が、消えた。
帰った?
みんな思うけど…
ここで笑っちゃうのは、
彼女のこと、みんなよく知らない。
フルネームも、素性も。
彼女は誰?何者?何が起きた?
みんな動揺し、混乱してる。
おせっかいもほどほどに、だな。




「エドワードⅡ」('91・イギリス=日本)

こういう明らかに”難解”そうな作品をみるのは、
勇気とやる気が必要です。
ついて行けるか、
理解できるか…
いや、そこまで深く考えなくても。
感じればいい、と、軽い気持ちも必要。
イギリス国王となったエドワード2世。
自分の時代の始まり。
よし!これでやりたい放題じゃー!
ということで、
フランスに追放されてた愛人を呼び戻します。
彼のことを愛する妻もいるんだけどね。
でもエドワードの心はそこにはなかった。
絶対権力をもつ彼だから、誰も何も言えない。
独裁者、という感じではないけど、
力のある上司に何も言えないのと同じか。
この物語、実在したエドワード2世の、
実話を元にした話とのこと。
相当の暴れん坊だったよう。
元は戯曲らしく、
ひとつの舞台を見ているようだった。
でも、そんなに難解じゃなかった。
暴れん坊の心はあまり読めなかったけど。




「ル・コルビュジエの家」('09・アルゼンチン)

タイトルを見て、
ル・コルビュジェのドキュメンタリーかと思ってた。
ところがどっこい、
とんでもなくヘンテコな、物語。
サスペンス?いや、コメディか。
なぜ、ル・コルビュジェ、かと言うと、
主人公の有名な家具デザイナーの男が住んでいる家が、
ル・コルビュジェが手がけた家なのです。
もちろん自慢だよね。
家を見に観光客が来たりする。
素敵な家に住み、仕事も成功、
妻と娘と順調に暮らしていた彼。しかし。
ちょっと”変”な隣人。
イノシシのマリネ(自家製)くれる。
ヘンテコなアートもくれる。
指にウエスタンブーツ履かせて、
ハムの上を行ったり来たり。
を、娘にみせたり。
なにより、我が家が丸見えの位置に、
窓を設置しようとしてる。
法的に訴えようとするけど、
いまいち伝わらず。
隣人の悪い人じゃないんだけど感が、
見ていて胃のあたりがモズモズする。
とにかく苦笑いが止まらない作品。

本日の映画:わたしは、ダニエル・ブレイク/セシルの歓び/ダニエラ 17歳の本能

「わたしは、ダニエル・ブレイク」('16・イギリス=フランス=ベルギー)

世界規模でみて、
お金に困らないで暮らしてる人って、
どのくらいいるんだろう。
噂では富裕層と呼ばれる人は、
ほんのひと握りしかいないそう。
じゃあ稼げばいいでしょ。と言われても、
ギリギリの生活を送るだけしか、
って人が大半だよね。
そういう問題を映画にしてくれるのが、
”社会派”ケン・ローチ監督。
今回の作品はパルム・ドールも獲ってますね。
見ていて苦しくなるよ、ほんと。
病気で仕事ができなくなったダニエル。
お役所仕事も万国共通、融通きかない。
まぁ、役所も仕事なんだけどね。
嘘ついてお金もらおうとしたり、
何とかして働かないで、って人が多いんでしょう。
もう管理できないくらいの人数だろうしね。
それにしてもオンライン問題。
まだまだパソコンできない人も多いのに、
どうにかならないものですかね。
ダニエルも皮肉屋さんだから誤解されちゃう。
でも話、ちゃんと聞いてほしいな。
嘘つきが勝って、本当に困ってる人が困ってる。
決まりなんでー。仕事なんでー。
ってばっかり言ってたら、死人が出ますよ。




「セシルの歓び」('67・フランス)

BBさん、3人でうまくやる、は、
かなり無理があると思いますよ。
そして、あーあ、な顔で見つめられても、
ちょっと困ります。
1973年に引退していて、
見ることのできる映画は限られてる。
フィルモグラフィーみると、
まだ見てないのあるな。と思いながら、
私、映画みてるというより、BBみてるな(笑)
今回のBBさんの役どころはファションモデル。
同棲中の恋人がいて、幸せ。
でも、仕事でロンドンに来た彼女、
イギリス人の若い男と恋に落ちちゃうのね。
恋人、怪しんだのか、ロンドンに到着。
もちろんそこで一悶着。
そして選べないの、どちらについて行くか。
あなたがよくても、3人で…は、ね。
ちょっと、いや、かなりわがままな願い。
そんな可愛い顔しても、ダメよ。

4933672243771_1L.jpg


「ダニエラ 17歳の本能」('12・チリ)

ダメダメ言われると、余計に気になるのが人間。
悪いことって、どんなこと?
どれだけやったら痛い思いするの?
知らないから気になる。
気になるから手を出しちゃう。
腐った物食べておなか壊して、
あ、こういうことだな、と思う。
人から聞いただけでも知識は増えるけど、
実際にやってみないとやっぱりモヤモヤ。
ダニエラ、17歳。
両親は厳格なキリスト教徒。
セックスダメ、は、お決まりの話。
でも、興味津々の17歳。
こっそり初体験を済ませたけど、バレる。
ますます監視の目は厳しくなるのです。
でも、そんな周りを欺くように、
セックスブログとか書いちゃう17歳。
どんなに厳しくダメダメと言っても、
特に今の時代は全部隠すのは無理ね。
ダメダメだけじゃなくて、
どうしてダメなのか、も伝えないと。
でも一方的なダメは逆効果ね。
失敗してなんぼだから!

51OxoxMBrNL.jpg

本日の映画:ホームワーク/君を想って海をゆく/裸足の季節

「ホームワーク」('89・イラン)

どこの国でもあるのね、ホームワーク。
やらない子、やれない子、ちゃんとやる子。
それは万国共通。
ちゃんとやらない罰=ベルトで叩かれる。
今の日本では(今のイランでも?)、
「虐待だ!」と騒がれるようなお仕置きです。
ご褒美は拍手。
褒美の意味を知らない子も。
結構な数の親が文盲。
算数が変わったらしく、教えられないって。
ほぼドキュメンタリーの作品。
というか、ドキュメンタリーなのかな?
どこかは創作なのかしら。
朝礼では、アラーなんちゃら、
フセインなんちゃら、と子供が復唱する。
こうやって、色んなことを植え付けられて行くのね、
人間って。
でも、監督との”面談”に呼ばれた、
”宿題をやってこなかった”子どもたち。
あ、学校に男の子しかいないのは、
そういうことなんだよね?
そんな彼らは日本にいる子どもと変わらない。
でも理由がちょっと違うことも。
彼らの理由は日本では考えられないこともある。
宿題イヤだから学校行かない、とか言わないし。

4562474199421_1L.jpg


「君を想って海をゆく」('09・フランス)

難民問題は、地球に住むみんなの大きな問題。
島国に住む私にはあまり身近ではないけれど。
誰だって、平和に暮らしたいし、
できればいい暮らしもしたい。
でも、一番は愛する人と一緒にいること。
イギリスに家族で引っ越してしまった恋人のため、
国を捨て、フランスの港町にやってきたクルド人の青年。
なんとしてでもイギリスへ。と思ってるけど、
そうは簡単に渡れないのがドーバー海峡。
隠れてトラックに乗るときは、
息で探知されるらしく、
ビニール袋かぶって息を止める。
本当に命がけです。
そしてビニール袋かぶってパニックになった青年は、
なんとドーバー海峡を泳いで渡る!
そう決意をします。
そこで出会った、元水泳選手の男は、
別居中の妻(難民援助してる)にみせるため?
と思ったけど、そうであってそうでない。
心無い人に破られた恋人の写真を
貼り直すテープすら持ってない青年の手助けを。
最終的には、友情も芽生え(父性本能かも?)、
自分も危険なのに全力で闘うのです。
原題は「WELCOME」。
劇中でもうまい具合に出てきます。
それはもう、皮肉たっぷりに。




「裸足の季節」('15・フランス)

美しき五人姉妹。
ちょっとミステリアス。
五人の秘密とは…
って言う感じの話かと勝手に思ってたら、
あら、全然違った(笑)
両親を事故で亡くした美しき五人姉妹。
彼女たちを引き取ったのは祖母、
そして叔父とともに暮らしています。
でも、祖母と叔父、とっても厳しい。
それに反抗してか姉妹、とっても奔放。
サッカー好きだし、
男の子と遊びたいし。
そんな姿を見た祖母と叔父は、
彼女たちを”監禁”することにします。
そして上からひとりづつ”片付ける”ことに。
と言っても、殺すわけではないですよ。
お年頃の姉たちは次々と結婚。
これはまずい、と、末っ子が奮闘するのだけど。
処女じゃないとダメ。
初夜を終えたらシーツ確認。
うんざりですね。
そう思ったら、行動、も難しい。
でも反抗心も大事だね。

プロフィール

えみめも

Author:えみめも
映画や海外ドラマを見ることは私の癒やし。

映画以外の記事はinstagramにて↓
えみめも@emiemimemomemo

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
ようこそ。
検索フォーム